第5回 僕を英語好きにしたラブクラフト

一行翻訳コンテスト2007.09.16

■お勧めの1冊
他の作家に影響力をもつコズミック・ホラー

『H.P. Lovecraft Omnibus 3: The Haunter of the Dark』
(H.P. Lovecraft著、Harper Collins刊)

H.P. Lovecraft Omnibus 3: The Haunter of the Dark

自分はもともと小学生の頃に、ミステリー(お約束の江戸川乱歩やホームズ、ルパンですね)から始まり、しだいに文庫本を読むようになりました。今のように大量に本が出版されていた時代ではなかったので。そんな中で翻訳作品を読むうちに、英語に興味を持ったのでした。中学の時に、創元推理文庫を片っ端から読んでいた僕はたまたま平井呈一編の『怪奇小説傑作集3』というのを手に取ったんですね。それまではラフカディオ・ハーンの『怪談』とかは読んでいたんですが、この手の本には興味がそんなになかったんです。最も当時は、夏の風物詩というと「怪奇映画」で、フランケンシュタインとかミイラ男とかドラキュラとかは好きだったので素地はあったんでしょう(でもスプラッターは絶対ダメなんですけど)。そして上の文庫本の中で夢中になったのがH・P・ラブクラフトの『ダンウィッチの怪』でした。

この自分がそれまで持っていた「怖いもの」の概念を吹っ飛ばすような作品に僕はすっかり魅了されてしまいました。ところが、当時ラブクラフトの作品はほとんど翻訳されていなかったんですね。何年かして創元から傑作集が、また国書刊行会からも作品集が出ますが、当時は「英語が読めないとラブクラフトは読めない」んです。それがすべてではないんですが、そのおかげで僕は英語を勉強するようになりました。「いつかラブクラフトを全部英語で読みたい。」と。さすがにいまだに老後の楽しみに取ってある作品もあって、全部は読んでないんですが、結果的に大学も英語科に進み、いまはこうして英語で商売しているんですから不思議なものです(ちなみに他に老後の楽しみに取ってあるのがDiscworld)。

前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのはその”H.P. Lovecraft Omnibus 3: The Haunter of the Dark”(Harper Collins)です。ラブクラフトには本格的な長編はありません。”At the Mountains of Madness”と”The Case of Charles Dexter Ward”などいくつかが中編と言えるくらいでしょう。ちなみに前者が最初に訳された時の前者のタイトルは『狂気の山にて』だったかな。他に『狂気山脈』とか『狂気山脈にて』というのが原題により忠実にということで最近は使われているけど趣のないことはなはだしいと個人的には思っています。”The Colour Out of Space”も最初に訳出された時は『異次元の色彩』だったかなあ。今は『宇宙からの色』。訳文の正確さという意味では最近の全集の方がいいんだろうけど、個人的には荒俣宏の訳文が好きでした。まあこのあたりは鴻巣友季子の訳文が好みかどうかで分かれるようなものなんでしょうけど。

思わず興奮してしまうわけですが、閑話休題。今回取り上げるのはそのラブクラフトの”The Dunwich Horror”。映像化が最も難しいといわれている作品の一つです(昔一度映画化されたのは知っていますがまったくの駄作)。ラブクラフトの映画化はそれなりに試されているんですが、どれも単なるスプラッターになってしまう場合が多いんですね。邦題は忘れてしまいましたが、スペイン映画で”The Shadow Over Innsmouth”をかなり良い感じで映像化しているのがあったくらいかなあ。僕は歌詞対訳(エクストリーム・メタルというのが多いです、デス、ゴス、ブラックといわれる類)もやっているんですが、メタル関係(あとプログレもそうかな)はラブクラフトの影響下にあるアーティストはものすごく多いです。機会があればぜひ読んでみてください。

文章自体は、今はけっこう批判されていることが多いようです。古くさいというのは確かでしょうね。ゴシック文学の系統ですし。かなり凝っています。語彙もものすごいです。僕は大学生になった時に、大学の先生がアナログのLPでこの作品の朗読を持っていたのをテープにしていただいて、暗唱したんですね。いまはもう冒頭の数行しかそらでは言えないんですが、これはかなり勉強になったと思います。いまはCDやカセットで良い朗読集がいくらでも手に入りますから、気に入った作品があったらそういうのをアマゾンあたりから取り寄せて、原文を見ながらサウンドに合わせて音読というのもよい勉強ですよ。文章の例はこんな感じ。

Without knowing why, one hesitates to ask directions from the gnarled solitary figures spied now and then on crumbling doorsteps or on the sloping, rock-strewn meadows. Those figures are so silent and furtive that one feels somehow confronted by forbidden things, with which it would be better to have nothing to do. (P.100)

これで2行ですから(^-^; でもいい感じでしょ? さわりだけ触れておくと、ダンウィッチという村である男の子が生まれます。かなり怪しい子です。父親の素性もよく分かりません。そして、その子の家はなぜか毎年増築されてどんどん大きくなっていくのです。でも中に何がいるわけでもなく……。その一方でこの子は長じるにつれて『ネクロノミコン』という邪書を求めるようになります。その理由はなぜか。さらにいい感じですねえ。ラブクラフトの作品はコズミック・ホラーと呼ばれています。たとえば先に挙げた『狂気の山にて』は『遊星からの物体X』に大きなヒントを与えています。日本でいうと栗本薫の『魔界水滸伝』はもろこれがネタです。機会があればぜひ読んでみてくださいね。

■今月のペーパーバック
お気楽コジーが活躍するレジャー・ミステリー
『A Beautiful Place to Die』
(Philip R. Craig著、Avon Books刊)

A Beautiful Place to Die

さて今月の一冊は、怖いのと反対に、お気楽コジーもの。Philip R. Craigの”Martha’s Vineyard Mystery”はたぶん翻訳が出ていないけれども結構それなりの人気シリーズになっています。設定を説明しますと、ボストン出身の警官ジェフ・ジャクソンは都会での警官生活にすっかり嫌気がさして退職。観光地のマーサズ・バインヤードで隠退生活を決め込み、大好きな釣りをして暮らそうとたくらみますが、ミステリーのお約束として事件に巻き込まれ、結局、探偵稼業を始めることになります。フツーの生活の中に事件が入り込んでくるコジー・ミステリーではありますが、観光ミステリーというかレジャー・ミステリーというか、むしろアクティビティーが好きな人にはお勧めかも。いかにもリゾートという。長らく初期の数冊がout of printだったのでちょっと紹介しにくかったんですが、この間ハワイに行ったら、シリーズ第1巻と第2巻がめでたく再版。ということで、今回は”A Beautiful Place to Die”(Avon Books)をお勧めしておきます。コジー系はけっこう日本でも人気があるのですが、たまに訳されてないシリーズがあったりするのでアメリカに行ったら本棚をのぞくのが大切。縦軸が毎回起こる事件(でもけっこう軽め)、横軸が(こっちの方が重要)ジェフの恋愛を含むリゾート地での生活という感じで気楽に読めていいですよ。

■第4回 ウルトラショート翻訳課題の講評

では、先月の課題についてコメントしましょう。ネタは以下のとおり。まず解説しますね。

Stockholders of Enron and WorldCom know only too well what happens when greedy corporate executives mistake their companies’ earnings for their own personal piggy banks. Kurt’s company had been listed on the stock exchange, and he had driven it straight into bankruptcy.

エンロン事件は映画にもなりましたし、ご存じの方も多いと思います。stockholders(shareholdersとも言います)はいわゆる「株主」ですね。Enronはエンロン、WorldComは「ワールドコム」。ご存じであれば問題ないですが、はじめて聞くという人はきちんと調べるようにしてくださいね。翻訳でとにかく注意したいのが固有名詞ですから。この2社は、いずれも経営者が不正を行ったために破綻した企業です。

know too wellというのは「わかりすぎているくらいわかっている」。greedyは、「immoderately desirous of acquiring e.g. wealth」です。語感というのはとても大切です。ところが英和辞典ではなかなか分からないことが多いのです。特にこれから翻訳を勉強しようという方はぜひ英英辞典(英語の「国語辞典」ということです)を引く習慣を身につけてくださいね。corporate executivesは、企業の幹部ということなんですが、executiveも英語で定義してみると分かりやすくなります。「A person or group having administrative or managerial authority in an organization.」という意味です。

「piggy bank」はいわゆる「ブタさんの貯金箱」ですね。ここはみなさんがどう処理しているのかをちょっと注目したいところ。earningsは利益とか収益と訳します。list on the stock exchangeは、まずpublic companyとprivate companyという概念を整理しておく必要があります。公開会社と非公開会社と訳されることが多いですが、あらっぽくいうと、株式が証券取引所で売買されているか、いわゆる上場されているかどうかの違いということになります。そして上場することをlistという動詞を使って表現します。

Kurtは登場人物ですが、クルトというのはドイツ読みで、英語ではカートです。カート・ラッセルとかがそうですね。stock exchangeが証券取引所です。driveというのも訳しにくい動詞の一つですが、使いこなせるようになると非常に頼りになる動詞(名詞でもよく使います)でもあります。bankruptcyは破産。

それを踏まえて全体を訳すと「エンロンやワールドコムの株主なら、欲の皮が突っ張った経営者が会社のもうけを自分の懐の中身と勘違いしたら何が起こるか、身に染みて分かるだろう。カートの会社は上場もされていたのに、彼のおかげで破産へ一直線だった。」くらいの意味になります。ではコメント。

1. 欲張った会社役員が企業の収入を自分たちの貯金箱だと勘違いしたとき一体何が起こるかをエンロンやワールドコムの株主達は十分すぎるほど知っている。
(読点をもっと打たないと読みにくいですよ。会社役員と企業の収入のつながりがちょっとわかりにくいかも。their companies’の部分はちゃんと訳出すること。「達」は開いた方が読みやすいと思います)

2. 強欲な役員たちが会社の収益を、自分のブタさん貯金箱のお金と勘違いすると何が起きるか、エンロンやワールドコムの元株主に聞いてみるといい。カートの会社は株式市場に上場していたが、破産への道をまっしぐらに進んでいった。
(収益という硬い表現と「ブタさん貯金箱」というかわゆい表現が妙にアンバランスです。he had drivenのニュアンスが消えているかな)

3. エンロンとワールドコムの株主なら、貪欲な重役であれ会社の所得を自分のふところへ入れてしまうようなことがあれば結果は百も承知のはずである。
(エンロン「や」の方がすっきりしそう。「であれ」のつながりがちょっとおかしい。「所得」と「ふところ」のバランスがちょっと悪いかなあ。「結果は百も承知」は悪くないですね)

4. 欲深い会社の幹部連中が、“会社の稼ぎ”と自分達の“豚さん貯金箱”の中味とをはき違えればどういう事態になるのか、エンロンとワールドコムの株主達は百も承知している。
(結構いい感じ。ただ縦書きになることを考えると二重引用符というのは結構微妙かも。あと稼ぎと貯金箱の中身のところはもう一工夫してもいいかも。「と~とを」という流れはけっこう読みにくいことがあります)

5. エンロンとワールドコムの株主は、欲の皮の突っ張った経営陣が会社の収益を自分たちの懐に入れてもいいのだと心得違いをしたときに、何が起こるのかについては知りすぎるほど知っている。
(悪くないんですけど、「懐に入れてもいいのだ」というよりもっとearnings=piggy banksというのをはっきり出してもいいんじゃないかなあ)

6. 欲深い会社役員らが、会社の収益を自分自身の儲けだと思い込んでしまうとどんなことになるか、残念ながら、エンロンやワールドコムの株主は、それを良く知っているのである。
(全体のまとまりは悪くないんだけど、たとえば経営者とか幹部という立場を考えると、「自分自身の儲け」の部分はもう少し工夫できそう。あと「残念ながら」というニュアンスははっきり出てないから足さない方がいいかな)

7. エンロンやワールドコムの株主だった人ならよくご存じだろう。欲深い経営陣が、会社の収益を己らの資産と勘違いした場合の結末を。
(発想が柔軟で悪くないんですけど、「収益」と「己ら」がどうにもバランスが悪いですね。それなら「個人の資産」とかにしちゃった方がすっきりするかも)

8. 欲の皮の張った経営陣が自分たちの懐ばかり気にして会社の舵取りを誤るとどういう事になるか、エンロン社やワールドコム社の株主たちにとっては言われるまでもないだろう。
(うーん、懐ばかり気にしているわけではないです。あくまで会社のお金は会社のお金であって、経営陣のお金ではないわけですから)

9. 欲深い企業経営者たちが会社の収益を自分たち専用のブタの貯金箱と勘違いするとどういうことになるのか、エンロンやワールドコムの株主たちは身に染みてわかっている。
(もう少し読点を打ちましょうね。全体のバランスは悪くないんですけど、「ブタの」も取っちゃっていいかも)

10. エンロン社やワールドコム社の株主は、欲深い組織の幹部達が会社の利益をそのまま自分の懐にできると勘違いしているような会社はどうなるかを、本当によくわかっているんだ。
(「達」は開いてしまいましょう。「欲深い組織」というと、なんかそういう組織があるように読めてしまいますね。もう一工夫かな)

11. 貪欲な会社経営幹部らが利益を自分の懐にしまい込むため、企業収入を誤魔化して計上するときに何が起こるかを、エンロンとワールドコムの株主だったなら分かり過ぎるくらい分かっている。
(うーん、これだと原文から離れすぎ。しまい込んだかどうかはわからないし、そのためにごまかして計上したかどうかも分からないですよね。書いてある範囲で訳さないといけません)

12. エンロンとワールドコムの株主達は、貪欲な会社重役達が会社の売上を私欲のための貯金箱と見誤ると、どういう事態が起こるか十分に承知しているんだ。
(「達」は開きましょうね。「会社重役」ってあまり言わないんじゃないかな。「重役」は、有斐閣の経済辞典だと「会社の経営上重要な役職にある者を包括する便宜的な呼称で,取締役(会長,社長を含む),監査役など会社の役員をいう」となってますね)

13. エンロンやワールドコムの株主たちは、欲深い経営陣が会社の収益を自分のブタさん貯金箱の中のはした金であるかのように勘違いした時、どんなことが起こるか、身に染みて分かっている。
(はした金とは限らないと思うんですが。原文にない価値判断の意味合いを訳文に足すのはリスクがありますよ)

14. エンロンやワールドコムなんかの株保有者なんて、欲深な会社経営陣が奴らの会社の稼ぎをぶくぶく勝手に太ってくれる個人仕様の銀行だと勘違いしていると、何が起きるのかをよーく知ってる、ただそれだけだ。
(うーん、まず辞書引きましょうね。piggy bankはジーニャスとかリーダーズとかにもちゃんと乗っているし。あと、やっぱりコンテクストがない状態でブロークンな感じに訳すのは難しいです)

15. エンロンやワールドコムの株主は貪欲な経営者が自社の所得を自分のタンス貯金と勘違いするとどうなるかを痛いほど知っている。
(読点打ちましょうね。悪くはないんですけど、タンス預金(貯金)というのは日本的なものだからそこまでもって行っちゃうのはどうかなあ。あと「自社の所得」自体は間違いではないと思いますが、どうもそこで流れが悪くなっている気がしま)

16. エンロンやワールドコムの株主達なら、ごうつくばりな上層役員だけの白昼夢、ボスの胃袋に同じ餌を食む飼いブタちゃんが重なる怪奇日食、その暗示する未来を知らぬ者はいない。
(翻訳っていうのはアーティスティックな作業ではあるのですが、創作と異なるのは、原文があって、訳者はあくまで黒子であること。その黒子の枠内で自由が存在すると考えてください。この訳文は黒子の域を出ちゃってますよね。読み手が不在はダメ)

17. 欲深い企業役員が企業収益を私腹を肥やすための道具とみなすという過ちを犯した場合どうなるか、エンロンやワールドコムの株主は痛いほど分かっている。
(間違ってはいないんですけど、たとえば「企業役員」と「企業収益」のように同じ言葉がかぶっているなど、もう少し工夫というか、読者の立場で訳せればもっと良くなると思うんです。mistakeだから基本的には「勘違い」とか「誤解」がベースだよねえ。だから「みなす」というと少しずれているような気がします。でも悪い訳文ではないですよ)

18. 欲の深い会社役員たちが会社の利益を自分個人の貯蓄と勘違いすればどうなるか、エンロンやワールドコムの株主らは百も承知だ。
(これもけっこういい感じなんだけど、「自分個人」がちょっとくどいかな。「個人の貯金」とかにしちゃうとすっきりしそう。あと「会社役員」が「会社の利益」という部分もやっぱりかぶっている感じ)

19. エンロンやワールドコムの株主は、経営陣が欲に駆られて会社の金と自分の金の区別がつかなくなったらどうなるか、痛いほどわかっている。
(かなりいい感じです。ただ意味の結び付きが強いものはなるべく近くに置きたいので、「エンロンやワールドコムの株主は」を「痛いほどわかっている」の直前に持ってくるといいよね。)

20. エンロンとワールドコムの株主達は痛いほどよくわかっているさ。がめつい経営陣が会社の金で自分の懐を肥やしてなんかいると、どんなことになるかってことをよ。
(これも発想は悪くないんですけど、ブロークンに訳すのはやっぱり難しい。英語と日本語の大きな違いというのは敬語の違いによるところも大きいんですね。この方の訳文だと、原文はもっとダーティな感じだという印象があります。特に米語だとかなり汚い言葉が混ざっていると感じるでしょう。原文はもっときれいです)

第4回ウルトラショート翻訳課題 MVP

今月のMVPはすごく決めにくかったです。19番さんに差し上げようとは思いますが、ほぼ似たような訳文の方も多かったので、そんなに差はないと思っていいです。ただ全体に時間をあけて読み直していない気がするので、そのへんだけ注意してください。

村中博美さんに決まりました! おめでとうございます!

図書券 5,000円分をお送りします。

■第5回 ウルトラショート翻訳課題

そうそう、いまハリー・ポッターを英語で読んでいるという方から『「かまど」だとか「羊皮紙」だとか、「・・・絶対こんなの日常会話で使わない」などとつい考えてしまって』という感想をいただきました。日常会話では使わないかも知れませんが、産業翻訳では使う可能性があります。知っていて損なことはないんですよ。ちなみに僕自身の例でいうと、「かまど」はむかし、終戦後の日本の生活についての論文で、「羊皮紙」は紙の歴史の記事でそれぞれ使いました。ヘキサゴンとかも好きで見てますよ。勉強になるし。では、次回の課題文を。

ということで、これ。

Those figures are so silent and furtive that one feels somehow confronted by forbidden things, with which it would be better to have nothing to do.

「だである」調(常体)で。それではまた来月。

次回は10月8日アップ予定。

★★訳文の応募は締め切りました★★