第23回 ハワイからお届け!読みやすいミステリー&サスペンス

一行翻訳コンテスト2009.04.16

今月はじゃーん、ハワイで書いています。休暇中だというのにうれしいような悲しいような。今回はハワイ島のワイコロアからカイルア・コナ(今ここ)を経て、ホノルルへ移動します。全部で21日の旅です。こちらに来てから2日ほど完全に休みました。よって今年の休日は現在トータルで3日になりました。フリーランスは厳しいのだ、とほほ。でも、ベランダのコーチでそのまま2時間昼寝。聞こえるのは風に揺れる木の葉、噴水の水の音、そして鳥の鳴き声。なんて幸せな昼寝でしょうというのもありました。この不景気にハワイまでこられてありがたいことです。最もがんばっているのは嫁ですが。

というわけで、とりあえずさきほどボーダーズ(書店)へ行って、2冊ほど入手してきましたが、さすがにまだ読み終わっていません。なので、とりあえずピックアップした2冊を簡単にご紹介しておきます。ホノルルでは今年1年分の連載用本をかき集めますので、来月のこの記事ではこんなのを1年かけて紹介するよんというのができると思います。

■今月のペーパーバック
スコットランドが舞台のミステリー
『A Highland Christmas』
(M.C. Beaton著、Warner Books刊)

A Highland Christmas

今回の1冊目はM.C. Beatonの「A Highland Christmas」です。これは99年に出版されたもので、このA Hammish Macbeth Mysteryというシリーズはすべて「Death of…」で始まるようですが、本作のみ番外編みたいな扱いになっているようです。コジー系のようですが、書き出しからなかなか魅力的。

More and more people each year are going abroad for Christmas. To celebrate the season of goodwill towards men, British Airways slams an extra one hundred and four pounds on each air ticket. But the airports are still jammed. For so many people are fleeing Christmas

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こんな感じです。主人公はHamish Macbethという巡査で、女の子の保護とか、盗難事件に巻き込まれるという設定。薄くて読みやすい本ですし、舞台がスコットランドのハイランドということもあって、日頃読んでいるミステリーとは少し雰囲気が違っていいですよ。

■オススメの一冊
リアルな無人島サスペンス
『Castaways』
(Brian Keene著、Leisure Books 刊)

Castaways

もう1冊は以前にもご紹介したBrian Keeneの「Castaways」。設定は無人島に人気テレビ番組の撮影にやってきたクルーや出演者が一人一人消えていくというお約束の設定。当然最新作だそうで、こちらもまだ数ページをめくったばかりですが、いきなり出演者の一人(若い女性で失業中、テレビの公募に選ばれて出演という悲しい設定)がおぼれかかっているシーンから始まります。

She should have never applied for Castaways. Watching it on TV every week was very different from actually competing in the show. Watching it didn’t require pain or sacrifice or pushing your body to its limits.

と思っていますが、すぐに私は負けないわよーモードに突入します。でもその後にはなかなかおそろしいことが待っているようで……。

ともあれ、まだ少ししか読んでないのですが、今回も楽しめそうです。帰る前には読み終えたいなあ。ということで、今回は予告編でかんべんしてね。では課題文から。

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