第65回 翻訳者も教養を豊かに――Google入社試験本を紹介

<全体講評>

意味の取り違えはほとんどなかったんですが、that節の並列が少し雑に訳されている例もありました。やはり子供時代のことを回顧しているわけですから、あまり堅苦しい表現にはならないと思います。もう少しさらっと。

敢闘賞は4さん、9さん、22さん、24さん、36さん、39さん、40さん、MVPは6.佐藤志敦さんです。精進してね。

<講師試訳>

一卵性双生児の多くは、どちらが先に生まれたのかを知っている。実際のところ、僕たちもしつこく知ろうとしたのだが、両親は譲らなかった。とにかく思いつく、ありとあらゆるやり方でたずねたし、泣き落としにかかったこともある。でも、両親から聞き出せたのは、二人の生まれた時間は五分しか違わない、だから気にするようなことじゃないということだけだった。

<次回の課題文>

「Are You Smart Enough to Work at Google?」から。常体(だである調)で。

“The next question I’m going to ask,” he said, “is a little unusual.

You are shrunk to the height of a nickel and thrown into a blender. Your mass is reduced so that your density is the same as usual. The blades start moving in sixty seconds. What do you do?”

The interviewer had looked up from his laptop and was grinning like a maniac with a new toy.

さらっと訳してね。ではまた来月。

★★訳文の応募は締め切りました★★

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