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こんな学校です!

サイマル・アカデミーはアポロ月面着陸のテレビ放送で活躍した同時通訳者たちが1975年に創設して以来、第一線で活躍する多くの通訳者・翻訳者たちを育ててきている。「学んだ語学をキャリアに変える」ためにグループ総合力を生かして、修了後はもちろん在籍中からキャリアカウンセリングと仕事の機会を提供している。

受講生インタビュー

通訳者養成コース 受講生 北川智子さん(きたがわ・ともこ) 生後、イギリス、ドイツ、アメリカに計15年滞在。2010年に国際基督教大学を卒業し、番組ディレクターとして5年間テレビ局に勤務した後、2016年5月にNPO法人に転職。2017年10月期より通訳者養成コース「通訳Ⅰ」を受講中。

通訳者養成コース受講生
北川智子さん
(きたがわ・ともこ)

生後、イギリス、ドイツ、アメリカに計15年滞在。2010年に国際基督教大学を卒業し、番組ディレクターとして5年間テレビ局に勤務した後、2016年5月にNPO法人に転職。2017年10月期より通訳者養成コース「通訳Ⅰ」を受講中。

現場を知り尽くした先生方の的確な指導が素晴らしいですね

2016年春、北川智子さんは5年勤めたテレビ局を退社し、NPO法人に転職した。新たな仕事は、日本企業と新興国企業を結ぶプロジェクトマネージャー。英語力必須のポジションであり、15年の海外生活で培った英語力をフルに発揮して、日々の業務にあたっていた。やがて少しずつ通訳も担うようになり、そのおもしろさに開眼。企業相手の通訳である以上、相応のスキルが必要だと考え、2017年10月にサイマル・アカデミーの門を叩いた。

在籍する「通訳Ⅰ」では、サマライジングやリテンションといった基礎訓練と、オリジナル教材を用いた逐次演習を通して、通訳者の基礎力を養う。受講開始直後はリテンションがうまくできずに苦しんだが、徐々に慣れてきた。

「先生がいくつか記憶の仕方を教えて下さいましたが、私には、聞き取った内容を一度頭の中で画としてイメージし、そこから文章を作っていくやり方が合っているようです。そんな発見も含めて、授業のすべてが新鮮です」

費やした時間だけスキルアップできる

訓練を始めて数カ月。講師から的確なフィードバックを受けることで、通訳の仕方がいろいろと変わってきた。

「『もっと明るい声で』と何度注意されたかわかりませんが(笑)、そういった発話も含めて、デリバリーに対する意識が高まりました。以前は、覚えている言葉をとりあえず出してから全体をまとめようとしていましたが、今は聞き手にわかりやすい文章になるよう、頭の中で情報を整理する余裕が出てきたように感じます」

海外生活が長かったため、日本語の表現力不足が課題。講師はもちろん、クラスメートの訳出からも表現を学んでいる。英語のデリバリーについても「文法などに気を使いながら丁寧に伝えたい」と北川さん。自身の語学力を過信せず、謙虚な姿勢で英語に向き合っている。

平日は仕事があるため、予習や復習をするのは通勤電車の中か帰宅後。限られた時間の中で準備し、週末の土曜日、4時間の授業に臨む。

「費やした時間だけスキルアップできるので、とても楽しいですね。とにかく現場を知り尽くした先生方の指導が素晴らしい。先生方のように、話し手の思いをしっかり伝えられるようになりたいと思っています」

受講生インタビュー

翻訳者養成コース受講生 志田文子さん(しだ・あやこ) 中学時代をインドで過ごす。上智大学文学部新聞学科卒。クレジットカード会社勤務などを経て、英語経済ニュースの翻訳に従事。2017年4月期より翻訳者養成コース「産業翻訳・英日基礎」「同・日英基礎」を受講し、現在「同・日英本科」を受講中。

翻訳者養成コース受講生
志田文子さん
(しだ・あやこ)

中学時代をインドで過ごす。上智大学文学部新聞学科卒。クレジットカード会社勤務などを経て、英語経済ニュースの翻訳に従事。2017年4月期より翻訳者養成コース「産業翻訳・英日基礎」「同・日英基礎」を受講し、現在「同・日英本科」を受講中。

翻訳の幅を広げるために受講
スキルアップの手応えを感じています

英語の経済ニュースを和訳する仕事に就いて4年目を迎える志田文子さん。その傍ら、2017年4月からサイマル・アカデミーで翻訳を学んでいる。「将来に向けたスキルアップ」が目的だという。

「現在の仕事とは違った翻訳を学びたかったので、金融レポートや決算書などを教材に実践演習を行っているサイマルを選びました」

入学当初は、産業翻訳コースの「英日基礎科」と「日英基礎科」をダブル受講。英日クラスでは「基礎科とは思えないレベルの高い教材」を用い、翻訳演習を重ねた。また課題の吟味のほかに毎回講義があり、翻訳理論や言語論、翻訳者としての心得など、さまざまな角度から翻訳について学んだ。

「翻訳の学習経験はありましたが、初めて教わることばかり。非常に参考になりました。日英クラスのほうは、やはりネイティブの先生に教わるメリットを感じました。細かいところで不自然な英語を正してもらえたのが良かったです」

基礎科の終盤には、学校が提供しているOJTに挑戦。グループ翻訳会社から発注された実案件に取り組み、「フリーランスとして仕事をするときの流れを具体的にイメージできた」そうだ。

英日と日英を学び翻訳の理解が深まった

難度の上がる本科に進級すると、英日と日英を両立するのは難しいと考え、現在は「日英本科〈金融・経済・経営〉」のみを受講。ニュース誌の記事や決算資料などを課題にした翻訳演習、その場で翻訳するインクラスワーク、英文を要約するリーディング課題など、多様なアプローチでブラッシュアップに励んでいる。

「日本語で理解したイメージをそのまま英語にできないもどかしさを感じますが、先生に指導していただくと『こうすればいいのか』と腑に落ちる。とても勉強になります」

英日と日英の「二刀流学習」を行い、双方向の翻訳を学んだことで、「『意味を訳す』という翻訳の本質が深く理解できるようになった」と、スキルアップの手応えを少しずつ感じ始めている。

「常に『読み手に伝わるか』を意識して言葉を選ぶようになりました。表現力を磨きつつ、翻訳者としての幅を広げる勉強を続けていきたいですね」