こんな学校です!

拡大を続ける映像翻訳者の事業領域を踏まえた、未経験からでもプロになれる効率的なカリキュラムが特徴。字幕・吹替(リップシンク・ボイスオーバー)といった手法ごとのスキルはもちろん、翻訳者にとって不可欠なビジネスセンスも備えた、優秀な人材を多数輩出している。2008年にはロサンゼルス校を開校。また2010年には、東京校に日英映像翻訳科を設置。2016年にはグローバルPRの手法を学ぶ「GCAI 国際コミュニケーションアーツ学院」を開校した。

修了生インタビュー

英日映像翻訳科 総合コースⅠ・Ⅱ、実践コース
修了生
安田志穂さん
(やすだ・しほ)

英文学科を卒業後、英会話スクールや語学研修を提供する会社などに勤務。2010年、偶然目にした日本映像翻訳アカデミーの紹介記事で興味を持ち、英日映像翻訳科に入学。1年半の通学、2016年の勉強再開を経て、2017年夏にトライアルに合格。10月に映像翻訳者としてプロデビューを果たす。

海外のドキュメンタリーを日本に届けたい!
映像翻訳のプロとしての経験を積み重ねています

安田さんが映像翻訳という分野を知ったのは8年前。購読していたメールマガジンで、たまたま日本映像翻訳アカデミーの記事を目にしたのだという。

「翻訳業界についてはほとんど何も知らなかったのですが、映像翻訳を学べるスクールがあると知って、すごく興味を引かれました」

早速、学校説明会に参加。講師らの想いに触れて、さらに興味が募った。安田さんは、すぐに入学を決める。2010年4月のことだ。

「平日は仕事が忙しいので、土曜日のクラスに通いました。課題提出日の木曜日までは、仕事以外の時間をほぼ全て、勉強に充てるような生活でした。でも、それほど苦ではなかったですね。好奇心や、あこがれの気持ちで始めた勉強でしたが、通学するうちに『映像翻訳を仕事にしたい』と強く思うようになったんです」。

クラスメートとの絆と先生の熱意に支えられる

課題に追われる安田さんの、もう一つの支えとなったのは、クラスメートだ。勉強会を開いたり、課題の進み具合をメールで報告し合ったりする仲間ができ“皆で頑張っている”という気持ちになれたことが、勉強を続ける力になったという。

1年半通学し、修了直後に受けたトライアルでは惜しくも合格点まであと少し、という結果に終わるが、2016年末に会社勤めを辞めたのを機に勉強を再開。2017年夏に、見事トライアルに合格した。

「授業中、先生に言われて印象に残ったのが『映像や台詞に無駄なものは何もなく、一つひとつに意味、役割がある』という言葉です。トライアルに落ちたときのフィードバックでも改めてこのコメントをいただいて、意識し直したら、その次のトライアルで合格できました」

トライアル合格後、早速映画の字幕を手掛けるなど、プロとして順調に滑り出した安田さん。講師たちから受けた映像翻訳への熱意を引き継いで、もう次の目標を掲げて走り出している。

「今後は仕事のスピード、クオリティをもっと上げていきたいです。映像翻訳は長編を複数人で分担するなどチームワークも多いので、仲間に信頼される翻訳者でありたいですし、クライアントに名前を覚えてもらえる翻訳者にもなりたいですね。将来的には自分の好きな環境問題や動物を扱ったドキュメンタリーに携わって、海外事情を日本の視聴者に届ける仕事をするのが目標です」

講師インタビュー

e_Jessi_sensei

英日映像翻訳科 総合コースⅠ
石井清猛先生
(いしい・きよたけ)

JVTA修了生のための就業支援部門「メディア・トランスレーション・センター(MTC)」所属。映像翻訳チーフ・ディレクター、および同校講師を務める。英日・日英翻訳のディレクションや海外映画祭での特別上映、ワークショップの企画を手がける。青山学院大学総合文化政策学部映像翻訳ラボの講師としてショートショートフィルムフェスティバル、国連UNHCR難民映画祭での上映作品の字幕指導を担当。

映像と言葉が好きという気持ちを保ちつつ
プロへの扉を開けるのが「総合コース・Ⅰ」です

JVTAの英日映像翻訳科は、総合コース・Ⅰ、Ⅱ、実践コースと、3つのコースから成っています。受講期間はそれぞれ約6か月で、修了後のトライアル受験、OJTと順調に進めば、1年半でプロデビューが可能です。また、1日に2コマの講義を受けて各コースを3カ月で修了できる「日曜集中クラス」なら最短9カ月で仕事を受けられるようになります。現役の映像翻訳ディレクターが講師を務める当校では映像業界の最新トレンドに触れることもできます。例えば、インターネットの定額制動画配信サービス用に制作される映画やドラマの翻訳といった仕事は、5年前にはほとんど存在しませんでした。それが今や、JVTA修了生のための翻訳実務受発注部門「メディア・トランスレーション・センター(MTC)」では毎週受注をしている状態です。

総合コース・Ⅰは、映像翻訳に関心のある方であれば、どなたでも受講できます。英語力は問いません。「好き」という気持ちと、プロとして働くことの間に橋渡しをするのが、このコースです。映像が好きで、言葉に関心があって、映像翻訳の仕事がしたいと本気で思った人は必ず翻訳者になれると私たちは考えています。「好き、楽しい」という気持ちは最大の武器です。だからこそ、私たちは入門クラスである総合コース・Ⅰを、受講生が楽しみながら学べるクラスにすることを心掛けています。

語学力以上にものを言う作品解釈力を養う

映像翻訳者になるための勉強では、さまざまな映像に触れることが上達の秘訣です。あらゆる映像に等しく関心を持つことが大切で、エンターテインメントだけでなく商品のコマーシャル、企業のPR、さらには動画投稿サイトで見られるような教育系動画などもじっくり見ていただきたいですね。映像翻訳者は、母国語の違いに関わらず視聴者が皆同じ感動を抱くことを目指して訳すことが大切です。そのためには、なぜこの映像にこの台詞が付いているのか、根拠を語れる必要があります。観客が泣いて笑って、感情移入できる訳を付けられるかどうかは、英語力や字幕のスキルよりも、作品を咀嚼する力が重要になってきます。当校では、そのために作品解釈スキルを重視したカリキュラムを組んでいます。

この仕事では、今まで見たり読んだりしてきた映画、ドラマ、小説、ミュージカルなど、全てが生きてきます。人生経験を生かして、好きな作品を生み出す立場に立てるのは、映像や言葉が好きな人にとっては、この上ない喜びになると思います。