2018_spring_fellow_gakkou

こんな学校です!

通学・通信講座とも、入門からプロレベルまで豊富なラインナップを用意。また、翻訳学校として日本で唯一の全日制コース(総合翻訳科)も開講。第一線で活躍中の現役翻訳者が指導にあたる。翻訳者ネットワーク「アメリア」を通じて求人情報を提供するなど、受講生・修了生への手厚いサポートも好評だ。

修了生インタビュー

「翻訳入門」
「実務翻訳コース」
修了生
平田 航さん
(ひらた・わたる)

1990年生まれ。学生時代は英文科に在籍。2014年10月よりフェロー・アカデミーの通学講座「翻訳入門」を受講し、翻訳学習を開始。以降、「実務基礎」「IT・テクニカル」などを修了し、現在は翻訳会社に勤務。

基礎固めをしっかり行ったことがワンランク上の勉強につながりました

動画投稿サイトの海外動画に自己流で字幕をつける。平田航さんはかつて、趣味程度に翻訳を楽しんでいた。その気持ちに変化が生じたのは、有名な映像翻訳家がフェロー・アカデミーの出身だとわかったとき。「翻訳を仕事にできるかも」というわずかな期待が生まれ、同校の学校説明会に参加した。

「説明を聞いてとてもおもしろそうに思えたので、とりあえず趣味の域から一歩踏み出すことにしました。当時は将来が見えないままアルバイト生活をしていたので、突破口になればという思いもあった気がします」

英文法に不安があったため、手始めに「翻訳入門」を受講。重要な文法項目を網羅したオリジナルテキストをもとに、理解のあやふやな項目をしっかり復習し、英文解釈力の底上げをしながら自然な日本語に訳すコツを学んだ。

「文法知識の穴をピンポイントで埋めることができ、また我流で翻訳していたときのクセを改めることもできました。先生がさまざまな翻訳のテクニックを教えてくださり、またクラス全体で議論することも多かったので、毎回の授業が新鮮でとても楽しかったです」

翻訳会社への就職を決め 現場で経験を積む

修了後は、仕事が豊富で実績や経験を積みやすい実務翻訳に進むことに。初級の「実務基礎」から中級、上級と進級していく中で、「商品」として通用する日本語を学んだ。

「ワンランク上の勉強ができたのも、翻訳入門で土台をしっかり固めておいたおかげだと思います」

中級講座に在籍していた2016年には、チェッカー兼コーディネーターとして翻訳会社に就職。現場で経験を重ねながら、翻訳の勉強を続けている。「翻訳入門」時代の講師やクラスメイトとは、今も交流が続く。同じ道をゆく仲間と出会えたことも含めて、「入門クラス以上の価値がありました」と平田さん。その目はしっかりと前途を見据えている。

「翻訳入門を受講していたとき、先生に『自分はこう訳したいと思って訳すことが大事』とアドバイスしていただき、自分に自信を持てるようになりました。この言葉を支えに、翻訳者という目標に向かって1つ1つステップアップしていければと思っています」

講師インタビュー

fellow_academy_Yoshimoto_sensei

「翻訳入門」講師
大沢満里子先生
(おおさわ・まりこ)

映画、TVドラマ、BS/CS番組などの映像翻訳のほか、小説などの出版翻訳、エンタテインメントや栄養・食品分野の実務翻訳に携わる。「翻訳入門」のほか、通学カレッジコース「映像基礎」、通信「初めての映像翻訳」の講師も務める。

学校英語とは異なる観点から英文法を学び系統立てて翻訳の基礎力を養います

「翻訳入門」では、翻訳に欠かせない英文法の重要事項をまとめたテキスト「STEP18」を使用します。「訳す」ことを前提に解説しているため、学校英語とは異なる観点から英文法を学ぶことができ、系統立てて翻訳の基礎力を身につけることができます。授業では英語特有の論理の進め方や日本語らしい表現のコツなどにもふれますので、英文和訳と翻訳の違いも知っていただけると思います。

英日翻訳においては、常に「誰が何を伝えるために書いた文章か」を意識し、全体の論理の流れを考えながら訳すことが重要です。また文脈に応じて主語を省いたり残したりするなど、日本語としてわかりやすく自然な文章に仕上げる必要もあります。これらはどのジャンルにも共通する「翻訳の基本」ですので、添削指導などを通じて丁寧に指導しています。

私自身フェローのOBで、受講していた時は授業が終わるとすぐ恩師の訳例を書き写し、上級クラスに進んで以降は毎回トライアルのつもりで出席していました。そんな自分の経験を振り返ってみても、地道に予習・復習をして真剣に授業に臨むことが、上達の近道だろうと思います。

ミスは成長の糧
失敗を恐れず挑戦してほしい

プロになれば間違いは許されませんが、学習中は間違いが成長につながります。失敗を恐れずたくさんチャレンジし、たくさん吸収してください。ときにはコンテストなどに挑戦し、客観的に自分の実力を把握しておきましょう。そしてある程度学んだら、思い切ってプロの世界に飛び込んでみる。仕事を通じて学べることもたくさんあります。

映像であれ、本であれ、実務文書であれ、それを観たり読んだりする「相手」が必ずいます。そのことを意識するだけで、読点の打ち方ひとつ変わってくるはずです。課題を訳すときにも、ぜひ相手を意識しながら訳すようにしてください。

受講生時代、クラスメイトからもいろいろと学んだ気がします。勉強会を開く仲間ができましたし、のちに翻訳会社に勤めて仕事を紹介してくれた方もいました。切磋琢磨し合える仲間と出会い、将来につながるネットワークを作ってもらえたら、講師としてとてもうれしく思います。