トライアル合格を目標とする実務翻訳スクール
専門分野別の講座で即戦力となる翻訳者を養成

こんな学校です!

さまざまな翻訳市場のニーズに応じた多ジャンルの実務翻訳講座を、東京・大阪の2校で開設する伝統ある翻訳スクール。所定コース修了生には、提携翻訳会社から提供されるトライアルを実施。また、トライアル合格の在校生・修了生に翻訳関連の仕事を紹介するなど、キャリアサポートも充実している。

受講生インタビュー

「特許翻訳・基礎」コース受講生 平山信子さん(ひらやま・のぶこ) 関西外国語大学外国語学部英米語学科卒。英会話講師、一般事務、派遣通訳などを経て、特許事務所の事務として勤務しながら2017年秋より「実務翻訳Ⅱ・和訳基礎」コースを受講。修了後、2018年春より「特許翻訳・基礎」コースを受講中。

「特許翻訳・基礎」
コース受講生
平山信子さん
(ひらやま・のぶこ)

関西外国語大学外国語学部英米語学科卒。英会話講師、一般事務、派遣通訳などを経て、特許事務所の事務として勤務しながら2017年秋より「実務翻訳Ⅱ・和訳基礎」コースを受講。修了後、2018年春より「特許翻訳・基礎」コースを受講中。

語学を学ぶだけでは知らなかった翻訳とは何かとプロ意識を教わることができました
学生時代から英語が好きで、大学卒業後には英会話講師をしていたという平山信子さん。翻訳には元々興味があったが、本格的に学ぶ意欲を持ったのは特許事務所の事務に従事するようになってから。業務の中で英文明細書のチェックや出願書類を英訳する機会があり、特許翻訳の存在を知ってもっと深く学んでみたいと、2017年秋にILC国際語学センターへ入学。「実務翻訳」コースで、経済・医療・科学など幅広い分野の記事を題材に和訳の基礎を半年間学んだ。

「体験授業の際に、先生が『翻訳はノウハウやコツではなく、理論に裏付けられたルールがある』と説明されていて、学んで身につけられるならやってみる価値があると思ったんです」

基礎から応用へ着実に特許翻訳者を目指す
授業では、教材に沿った学習や毎回の課題を通じてさまざまな発見があった。
「翻訳は言葉の置き換えでなく再表現だということや、原文と等価でなくてはならない、といった教えが印象に残っています。初めはただ何となく訳せばいいのかなと思っていたのが、なぜこう訳したかを説明できるようになりました。課題提出を“納品”と捉え、プロ意識も学びました」

修了後、現在は「特許翻訳・基礎」コースを受講している。
「少人数で、授業中は質問が活発に飛び交います。クラスメートが皆真剣でモチベーションにつながり、通学を選んでよかったと思っています。特許翻訳はある程度決まった形式がありますが、内容が理解できていないときちんと訳せない点が難しいです。長年実務に携わる先生から、翻訳に役立つサイトやソフト、辞書、参考書なども教えていただけます」

入学時から、特許事務所の事務の仕事を続けながら通学している平山さん。
「特許とはまた違う商標事務担当ではありますが、業務で少し翻訳をする際には授業で教わったことが役立っています。将来的には英語にまつわる仕事を併行していきたいのですが、今後3年間は翻訳に集中して、トライアルと知財翻訳検定に向けて勉強を続けていくつもりです。色々なクラスメートと接して興味のある分野が具体的になり、バイオ分野の特許翻訳をメインに取り組んでいきたいと思っています」

講師インタビュー

大阪校「特許翻訳・基礎」(英訳)コース講師 ジェームズ・ジャッジ先生  米国プリンストン大学卒。1990年代より大阪の特許事務所で翻訳者、米国特許弁理士として勤務。その後、2001年に大阪で米国専門特許事務所を設立し、代表を務める。

大阪校「特許翻訳・基礎」(英訳)
コース講師
ジェームズ・ジャッジ先生

米国プリンストン大学卒。1990年代より大阪の特許事務所で翻訳者、米国特許弁理士として勤務。その後、2001年に大阪で米国専門特許事務所を設立し、代表を務める。


特許翻訳のルールと、言語の構造の理解を深め特許翻訳者としての実力を養います
「特許翻訳・基礎」コースでは、主に特許明細書を題材に、課題を添削・解説しながら、特許翻訳の基本を身につけます。特許翻訳とほかの実務翻訳との違いは、法律に基づく内容であることです。英語の文法のルールだけでなく、特許文書のルールに従って訳す必要があります。そんな特許翻訳における特有の表現や考え方、一言で表すなら“Patent Grammar”を学んでいきます。特に米国出願においては、最近の紛争や訴訟などの判例が即時に影響します。企業がベストな特許申請を行う上で必要とされる、特許業界のトレンドに合わせたアドバイスを行っています。

授業では、受講生が訳した課題のディスカッションを中心に行います。皆さんの訳文を共有しながら解説したり質問に答えたりすることで、英訳する際に陥りがちな間違いや落とし穴がわかりやすくなります。

翻訳に大切なのは、言語の違いを理解すること。日本語から英語に直訳すると不自然な言い回しになりますが、私は英語のネイティブスピーカーの視点から、なぜそれが不自然になるのかを説明し、日本語と英語の根本的な言語の違いを習得していただくよう心がけています。課題は特許明細書からの抜粋だけでなく、翻訳の根本的な問題を含めた題材も扱います。

発明に触れられるのが特許翻訳のおもしろさ
特許翻訳は新しい発明にまつわる内容ですので、わからない技術について調べることが多いですが、最先端の技術に触れられるのがおもしろい点でもあります。よく受講生から「理系出身ではないけれどできますか」と質問されますが、必ずしも理系出身である必要はありません。

重要なのは“How Things Work=物事の仕組み”を捉え、説明できることです。どんなに難しい内容でも、その発明の新規性を把握し、わかりやすく伝えることが求められます。最近はインターネット上で優れたリソースも多くあり、画像検索や動画なども技術のイメージを捉えるのに役立ちます。私自身の経験から、そうしたリソースや調べ方も授業で紹介しています。

言語への興味に加え、“How Things Work”への興味がある人は、ぜひ特許翻訳の分野でチャレンジしていただきたいですね。