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こんな学校です!

サイマル・アカデミーはアポロ月面着陸のテレビ放送で活躍した同時通訳者たちが1975年に創設して以来、第一線で活躍する多くの通訳者・翻訳者たちを育ててきている。「学んだ語学をキャリアに変える」ためにグループ総合力を生かして、修了後はもちろん在籍中からキャリアカウンセリングと仕事の機会を提供している。

修了生インタビュー

通訳者養成コース修了生 有田勇一郎さん(ありた・ゆういちろう)小学校と高校の後半をアメリカで過ごす。米ジョージタウン大学卒。帰国後、外資系企業に20年勤務。2014年10月期よりサイマル・アカデミーで通訳訓練を始め、16年10月にフリーランス通訳者となる。現在、準備コース「通訳準備」講師。

通訳者養成コース修了生
有田勇一郎さん
(ありた・ゆういちろう)

小学校と高校の後半をアメリカで過ごす。米ジョージタウン大学卒。帰国後、外資系企業に20年勤務。2014年10月期よりサイマル・アカデミーで通訳訓練を始め、16年10月にフリーランス通訳者となる。現在、準備コース「通訳準備」講師。

今後の“道” がはっきり見えた サイマルには感謝しかありません
長年、外資系企業に勤めていた有田勇一郎さんは、52歳のときにリストラの憂き目に遭った。これから先、落ち着いて一つの仕事を極める方法を熟慮した末、思い至ったのが通訳者への転身。退職後に初めて受けたTOEICで満点をとった英語力を生かそうと、2014年10月、サイマル・アカデミーで通訳トレーニングを開始した。

「入門科(現・通訳Ⅱ)からのスタートでしたが、通訳がいかに大変かすぐに痛感しました。そこで『通訳訓練は筋トレと同じ。繰り返しやれば体が覚える』という先生の言葉を信じ、そのとおりに実践してみることにしたのです」

学校から帰ると教材を聞き直し、納得のいくまでシャドーイングや逐次通訳をした。覚えてしまうまで聞き込むと、口も滑らかに動いた。2カ月ほど経った頃には「頭も体も慣れてきた感覚があり、手応えを感じた」という。

自信を得ると、サイマル・インターナショナルに語学スタッフとして登録。入門科が終わりに近づいた頃には、国際展示会でのブース付き通訳という初仕事に恵まれた。

「輸出入に関わる話がほとんどでしたが、会社員時代の経験がフルに生きて難なく通訳できました。現場担当者の方に握手まで求められるほど感謝され、非常にうれしかったですね」

プロとして必要なすべてを授業で教えてもらった
その後も時折、現場に出ながら授業に通い、わずか2年で通訳者養成コースの全課程を修了。サイマルでの登録区分も「語学スタッフ」から「通訳者」へと昇格し、昨年10月に晴れてフリーランス通訳者となった。

プロとして必要なすべてを教えていただいたと語る有田さん。「話者の話すスピードが速いと感じたら、手元に原稿があっても聞くほうに集中する」という先生のアドバイスを思い出し、難局を乗り切ったことも。「7~8割しかわからなくても、理解した範囲でストーリーに仕立て、自信を持ってデリバリーする」という教えは、常に実践しているという。

昨年は50件を超える通訳案件を担当し、「職業人として歩んでいく道がはっきりと見え、サイマルには感謝しかありません」と語る。通訳者となった今、「授業で学んだ基礎をしっかり固めて、将来の可能性を広げていきたい」と、人生の巻き返しを誓っている。

受講生インタビュー

翻訳者養成コース受講生 栗原香織さん(くりはら・かおり) 日本女子大学文学部英文科卒。外資系広告代理店を経て、現在は外資系エンタテインメント企業に勤務。2016年4月より翻訳者養成コース「産業翻訳・日英基礎科」を受講している。

翻訳者養成コース受講生
栗原香織さん
(くりはら・かおり)

日本女子大学文学部英文科卒。外資系広告代理店を経て、現在は外資系エンタテインメント企業に勤務。2016年4月より翻訳者養成コース「産業翻訳・日英基礎科」を受講している。

OJTで実案件を担当 仕事を体感できたのは大きな収穫です
外資系広告代理店に勤めていたころ、夜中まで仕事をすることが多かった栗原香織さんは「在宅で翻訳の仕事ができたら」と思うようになった。もともと英語が得意で、英語で書類やメールを書くのは手慣れたもの。転職して時間に余裕ができると、知人に勧められたサイマル・アカデミーへ足を運び、カウンセリングを受けた。

「当初は英日を学ぶつもりでしたが、『英文ライティング力を生かすべき』と助言していただき、日英に挑戦してみることにしました」

2016年4月から産業翻訳コース・日英基礎科で勉強を始め、現在は2期目を受講中。新聞記事の英訳と英文記事のリーディングという2つの宿題を週末にこなし、平日夜間の授業に臨んでいる。

「宿題をもとに、英語ネイティブ翻訳者の講師が単語や表現、文法、スタイルガイドといった観点から丁寧に指導してくださいます。『ネイティブならこう書く』ということも教えてもらえるので、とても勉強になります」

授業の終盤には翻訳演習も行われるが、「指名されたらすぐ訳さなければならないのでとても大変」と苦笑い。訳文を組み立てるスピードも鍛錬中だ。

提出課題のリライトで英訳力の向上を実感
1期で進級できずに悔しい思いをしたが、少しずつ上達の手応えも感じ始めている。
「現在のクラスでは、一度提出した課題をリライトして再提出しています。先生が再チェックしてくださるので、どこが良くてどこをどう改めるべきかを深く理解でき、だいぶナチュラルな英語を書けるようになってきました。背景を調べるコツもつかめ、リサーチもうまくなったと感じています」

新設されたOJT制度を利用し、これまでに3件の翻訳案件を担当。経験値を高めることもできた。
「実案件の内容、サイマルでの仕事の進め方、校閲のフィードバックなど、実際の仕事がどのようなものかを体験できたことは大きな収穫でした。いずれサイマルのグループ翻訳会社に登録したいので、コーディネーターの方にご挨拶できたのも良かったです」

熱心なクラスメートに触発され、気力も十分。本科への進級を目指しながら「仕事も翻訳寄りに変えていきたい」と、次のステップを視野に入れている。