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こんな学校です!

拡大を続ける映像翻訳者の事業領域を踏まえ、未経験からでもプロになれる効率的なカリキュラムが特徴。字幕・吹き替え(リップシンク・ボイスオーバー)といった手法ごとのスキルはもちろん、翻訳者にとって不可欠なビジネスセンスも備えた、優秀な人材を多数輩出している。2008年にはロサンゼルス校を開校。また2010 年には、東京校に日英映像翻訳科を設置。2016年には“グローバル・パブリシスト”になれる国内唯一の学校GCAI〈ジーカイ〉(gcai.jp)を開校した。

受講生インタビュー

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「英日映像翻訳科総合コースⅠ・Ⅱ・実践コース」
修了生
山梨貴子さん
(やまなし・たかこ)

上智短期大学英語科、早稲田大学第二文学部卒業。文具メーカー、アパレルメーカー・小売店勤務などを経て2015年4月より日本映像翻訳アカデミー英日映像翻訳科に通学。「総合コースⅠ・Ⅱ」の後、「実践コース」に進み、翌年1月に修了。トライアルを経て2016年末、字幕翻訳者としてプロデビューを果たす。

一緒に勉強できる「仲間」と目標となる「先生方」の存在は今も大きな支えになっています

2014年、ある短編映画を観たことがきっかけで、1枚1枚の字幕が綿密に作り込まれていることに気づき、「日本語字幕は誰がどうやって作っているのか」と考えるようになった。その後、映像翻訳の学校があると知り、プロの講師陣が揃った日本映像翻訳アカデミー(JVTA)への入学を即決した。同校の英日映像翻訳科は、基礎を習得する「総合コース・Ⅰ」、演習を重ねて総合力を養う「総合コース・Ⅱ」、実際の仕事に近い課題に取り組む「実践コース」がある。山梨さんは全コースを、同じカリキュラムを半分の期間で学んでいく「日曜集中クラス」で受講。毎週日曜日に、2コマ(2週間分)の講義を受けた。

「どの講義も毎回課題を事前に提出し、当日全員の訳を見てディスカッションしながら進めるスタイルです。『集中クラス』は1週間にこなす課題の量も倍になるので大変でした。私は必ず映像翻訳者になると決めていたので、課題に全力で取り組みました。最初のうちは1日2時間。途中で仕事を辞めてからは1日6時間以上勉強しました。実践コースは字幕にすると200~300枚の課題が出ます。質の高い訳を提出しようと思うからこそ、1日中やっても時間が足りない時もありました」

最後まであきらめず勉強を続けられたのはクラスメイトや先生たちの支えがあったから。一緒に勉強できる仲間、『私もこうなりたい』と思える師の存在は今も大きな支えになっている。

トライアルを経てプロデビューを果たす

最も印象に残っているのはコンテンツ解釈に関する授業であるという。
「俳優の動きや表情、背景、音楽などから作り手のメッセージを読み取ること、クライマックスはどこかなど物語全体の流れを意識できるようになりました。授業で学んだ映像分析の視点、手法は仕事にも生きるので、例えばテレビの短いCMなども構造やメッセージを意識して見るよう心がけています。それが今の字幕翻訳に役立っています」

同校の修了トライアルを経て2016年末、プロデビュー。初仕事は機内上映用映画の字幕の一部だった。
「実際に仕事をして、映像翻訳はこの先ずっと楽しめる仕事だと改めて実感しました。作品ごとに新しい世界に触れられるからです。美しい字幕を書ける翻訳者を目指して、これからもスキルアップを図りたいと思っています」

講師インタビュー

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「英日映像翻訳科実践コース」
藤田庸司先生
(ふじた・ようじ)

日本映像翻訳アカデミーで学んだ後、フリーの映像翻訳者に。2006年、同校併設のメディア・トランスレーション・センター(MTC)のスタッフとなる。映像翻訳ディレクター歴10年。現在は同校の講師兼MTCのチーフディレクターとして活躍。独自のチーム翻訳フローを開発する。

修了後のプロデビューを見据えた「実践コース」では
プロ同様の質、スピードを要求するレベルの高い演習を行います

今、現場で求められているのはあらゆるジャンル・形態の映像素材にフレキシブルに対応できる“総合力”を持つ翻訳者です。映像翻訳というと映画やドラマを想像するかもしれませんが、翻訳を要する映像コンテンツは多様化しており、エンタメ以外の企業関連や教育のニーズなども増加しています。そこで、授業ではこれからのプロに求められるさまざまなジャンルの翻訳を学んでもらいます。例えば、私の授業で扱うのはスポーツニュースのボイスオーバー、研修用映像の字幕など。修了後、仕事獲得のチャンスを広げるため、いろいろな仕事に対応できる力をつけることは大きな強みとなるはずです。

当校では、プロに必要な力を「ソース言語解釈力」「ターゲット言語応用表現力」「翻訳力」「取材・調査力」「コンテンツ解釈力」「ビジネス対応力」の6つに分解し、効率的にスキルアップできるカリキュラムを組んでいます。翻訳というと言語面に注目しがちですが、脚本や映像を分析する「コンテンツ解釈力」や、内容の裏取りをする「取材・調査力」がなければ、プロとして通用しません。個別にフィードバックする際にも、この6つの力を指標に、次のステップに進むために何が必要なのかを具体的に指導しますので、プロになるまでのロードマップが明確に見えると思います。

日英翻訳やバリアフリー字幕の講座も充実

私が担当する「実践コース」は、修了後すぐにプロデビューすることを前提にプロ同様の質、スピードを求めるレベルの高い演習を行います。指導も一段と厳しくなりますが、課題の精度を高めていくことでプロの水準に近づいていきます。実際、修了生の約6割はトライアルを経て、映像翻訳の仕事に就いています。

映像翻訳業界は活況で、当校では「日英映像翻訳科」「バリアフリー視聴用 音声ガイド&字幕ライター養成講座」にも力を注いでいます。クールジャパン政策などを背景に日英翻訳のニーズは高まっています。また、バリアフリー字幕や音声ガイドの制作は映像翻訳のスキルを大いに生かせる分野であり、講座修了生の就業率は現在8割を超えています。修了生の活躍の場は広いので、翻訳力を仕事力に変えたい方はぜひ当校を訪れてください。