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こんな学校です!

第一線で活躍中の映像翻訳者や東北新社スタッフによる実践指導と、特別講義や実習を取り入れた総合的トレーニングが特徴。多くの修了生が、映画や海外TV ドラマシリーズ、ドキュメンタリー番組をはじめ、翻訳者としてさまざまなジャンルで活躍している。

受講生インタビュー

映像翻訳科 Graduate Class 受講生 高松和史さん(たかまつ・かずふみ) 米カリフォルニア州立大学フラトン校テレビ・映画学部卒。帰国後、2014年4月に映像テクノアカデミアに入学し、現在はGraduate Classに在籍しながらドキュメンタリーやドラマなどの字幕翻訳を手がける。主な作品に『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』など。

映像翻訳科 Graduate Class
受講生
高松和史さん
(たかまつ・かずふみ)

米カリフォルニア州立大学フラトン校テレビ・映画学部卒。帰国後、2014年4月に映像テクノアカデミアに入学し、現在はGraduate Classに在籍しながらドキュメンタリーやドラマなどの字幕翻訳を手がける。主な作品に『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』など。

先生の推薦で初仕事を受注
ドラマシリーズの字幕も担当しました

ドラマや映画の制作を学ぶため、高校を卒業してすぐアメリカの大学に留学した高松和史さん。卒業前には現地の放送局でインターンも経験したが、最終的には映像翻訳に進む決断をした。

「自分が一番好きなのは、作品の内容について考えること。翻訳ならそれができるし、英語力も生かせるので、自分に向いていると考えました」

2014年4月に映像テクノアカデミアに入学、Basic Classでは興味のあった字幕翻訳のコツをつかむことに努めた。伝えるべき情報を、許された字数で、話し言葉とも書き言葉とも異なる字幕調に落とし込む。当初は手こずったが、徐々に字幕らしい日本語が書けるようになり、Intermediate Class に進んでさらに理解を深めた。

「冬休みに字幕の特別課題が出て、先生が『この漢字は開く』『流れを考えればこう訳したほうがいい』などと丁寧に添削してくださった。おかげで表記や全体の流れにも意識が向くようになりました」

長篇の字幕全訳演習で「キャラづけ」を学ぶ

2年目のAdvanced Class を経て、現在はGraduate Classに在籍。すでに長篇映画1本を訳し切る字幕演習を終え、吹替の全訳に取り組んでいる。

「前期の字幕演習では『いかにキャラづけをするか』という学習テーマを持って勉強できました。少人数制のクラスはプロ志向の人ばかり。クラスメートの訳を見るだけでもすごく勉強になります」

高松さんの勤勉さは、じつはもう実を結んでいる。AdvancedClass を修了すると東北新社のトライアルを受験できるが、事情があって受けられずじまい。にもかかわらず、同社から仕事を依頼されるようになった。

「先生が僕のことを推薦してくださったんです。ドキュメンタリーの字幕をコンスタントにいただいており、全8話のドラマも一人でやらせてもらいました」

制作現場とつながった同校のメリットを享受しつつ、「現場を熟知した先生方に教わることでモチベーションを保てたのが良かった」とこれまでを振り返る。映像翻訳者となった今、「吹替もやってみたいし、ゆくゆくは劇場作品の字幕を」と胸は膨らむばかりだ。

修了生インタビュー

修了生 中村砂詠子さん(なかむら・さえこ) 愛知学院大学歯科衛生専門学校卒。歯科医院勤務、アメリカへのオペア留学を経て、2013年4月に映像テクノアカデミアに入学し、在学中の2015年にプロデビュー。吹替作品に『ヴァイキング 海の覇者たち』『プリーチャー』など。

修了生
中村砂詠子さん
(なかむら・さえこ)

愛知学院大学歯科衛生専門学校卒。歯科医院勤務、アメリカへのオペア留学を経て、2013年4月に映像テクノアカデミアに入学し、在学中の2015年にプロデビュー。吹替作品に『ヴァイキング 海の覇者たち』『プリーチャー』など。

苦手の英語もブラッシュアップ
プロになれたのはアカデミアのおかげです

中村砂詠子さんはキャリア2年目の映像翻訳者。歯科衛生学校出身という異色の経歴の持ち主だ。映像翻訳を学ぼうと思ったのは、文化交流プログラムに参加してアメリカに滞在していた20代後半のとき。週に1回、映画館に通っているうちにその気になったという。

「もともと映画やドラマが好きでしたし、日本語字幕がなくて内容がよく理解できなかったことも影響したと思います」

日本に戻ると映像テクノアカデミアに入学し、右も左もわからないまま勉強を始めた。必死にルールを覚え、リサーチしながら翻訳する。がむしゃらに取り組む中で、必要な土台が築かれていった。

「『私』と『あなた』以外にどんな1人称と2人称の表現があるか、軍隊の階級にはどんな呼称があるか。授業や課題で苦労しながら調べたことが、仕事をするようになってからすごく役立っています」

翻訳を講師にほめられる機会が増え、自信のなかった英語力も徐々に向上。2年目のAdvanced Class 修了後に東北新社のトライアルに挑戦すると、吹替で好成績を収めるまでに成長していた。

先輩翻訳者に支えられドラマの吹替を担当

Graduate Classに進み、字幕の全訳演習を終えた15年の10月、講師のはからいによってドキュメンタリーの字幕を受注。これがデビュー作となり、その直後にトライアルで合格している吹替でドラマ1シーズン分の翻訳を2人で分担するという〝大仕事〟を依頼された。

「授業のノートを参考にしながら必死でやりました。戸惑うことばかりでしたが、アカデミアのOBであるもう1人の方がメールでいろいろと教えてくださり、とてもありがたかったです」

同クラスを修了した後も、コンスタントに仕事を請けている。これまでに手がけたのは、犯罪ドラマやシットコムなどの吹替。まだまだ「こなすだけで精一杯」だが、それでも「楽しいです」と笑顔がこぼれる。

「第一線で活躍する先生方から現場のいろいろな話を聞けて勉強になりましたし、仕事のサポートもしていただきました。アカデミアを選んで本当に良かったと思います。映画を手がけることが夢なので、いつか劇場のスクリーンで自分の名前を見られたら最高です」